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劇団風の子九州創立30周年ごあいさつ

劇団風の子九州創立30周年ごあいさつ       
代表 仮屋祐一

1985年4月2日、わたしたちは劇団風の子(東京・下北沢)の3番目の地方班として福岡市に誕生しました。
メンバー9人での旗揚げ、九州に住んでいた者5人、移住して福岡に移り住んだ者4人。
19歳から37歳が、新しい劇団を自分たちの手で作る意欲に満ち溢れていました。

それから30年、多くの人たちとの交流を重ね、地域の文化や遊びを再発見し、新しい発想と視点にたった児童演劇の独自性を追及し、アジアの国々を中心に国際交流の場を広げてきました。この間出来上がった公演作品は28本、昨年子どもたちを中心に延べ12万人に観ていただきましたので、およそ300万人以上の方々に観ていただいた計算になります。私たちの活動を支えてくださったみなさま、本当にありがとうございました。  

そして今回29本目の作品として、創立30周年記念作品「このゆびと~まれ!」を制作しました。今回も劇団員全員で、今どのような作品を子どもたちに届けるべきかを話し合いました。残念ながら、子どもたちを取り巻く状況は、私たちの思いとは裏腹に悪化の一途をたどっているようです。
しあわせになるためにこの世に生を享けたはずなのに、行き過ぎた商業主義や詰め込み教育など、大人の都合による見えないストレスにさらされている子どもたち、そして、子ども時代の特権でもあるファンタジーを遊ぶ時間を奪われている子どもたちの像が浮かび上がってきました。
 ぼーっと空想したり、お話の世界にのめりこんだり、ヒーローの真似をしたりできる時間。 今回登場する子どもたちは、小学校4年生。そろそろ子どもから大人へ脱皮が始まる時期で子どもたちに複雑な感情が芽生えます。
現場の学校の先生に取材し、4年生の子どもたちに話を聞きました。とても興味深い話をたくさん聞くことが出来ました。

子どもから大人まで楽しめる作品です。みなさまのご来場お待ちいたしております。

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